2026.01.03|最終更新日:2026.01.03

シニアスクールの出願・受験プロセス~その2~Common Entranceについて

目次

長い受験期間と受験プロセス

12月20日付英国教育コラムにも述べた通り、日本の中学受験とは大きく異なり、英国の私立シニアスクールの受験は晴れて入学に至るまで、長い年月の準備期間を要し、多くのシニアスクールが下記のような出願・受験プロセスを辿ります。 

①各シニアスクールに登録 

②ISEB Pre-Test受験 

③各シニアスクール独自のテスト、面談、在籍校への照会 

⇒Conditional Offerの獲得 

④Common Entrance(CE)受験 

⇒晴れてシニアスクールに入学 

そこで、今回のコラムではCommon Entranceについて見てみましょう。 

Common Entrance(CE)の概要

1. 実施時期(試験日程) 

◎Year 9(13歳)で入学する場合

基本的には、Year 8の秋(Autumn):11月、春(Spring):1月、夏(Summer):5月〜6月の年に 3回 実施されることになっていますが、多くのシニアスクールでは夏の受験を採用しています。

◎Year 7(11歳)で入学する場合

基本的には、Year 6の秋(Autumn):11月、春(Spring):1月の年に 2回 実施されることになっています。

※ 学校によって実施日やタイミングが多少異なる場合もありますので、志望校の指定日程を確認するようにしてください。

2. 受験科目(試験で扱われる内容)

◎Year 9(13歳)で入学するためにYear 8で受験するCommon Entrance

必須科目

・英語(English)

・数学(Mathematics)

・科学(Science)

科学については、Physics, Chemistry, Biology などの組み合わせや3科目の基礎編の受験もある。

選択・追加可能科目(学校によって指定あり)

・フランス語(French)

・スペイン語(Spanish)

・ドイツ語(German)

・ラテン語(Latin)

・古代ギリシャ語(Classical Greek)

・地理(Geography)

・歴史(History)

・宗教・哲学・倫理(TPR:Theology, Philosophy & Religion)

・その他言語や科目(志望校の要件による)

※多くのシニアスクールでは 英数理+歴史・地理・言語・宗教等 を組み合わせた広いカリキュラムを求められます。

◎Year 7(11歳)で入学するためにYear 6で受験するCommon Entrance

必須科目

・英語(English)

・数学(Mathematics)

・科学(Science)

※主に上記3科目が基本で、学校によっては他科目や推論系の問題を課す場合もあります。(学校ごとに異なる実施条件がある。)

最後に

上記に述べた通り、シニアスクールに入学するための最終試験はCommon Entranceとなりますが、Academic、Music、Art、Sports、Dramaなどの奨学生試験はCEの前に実施され、特に、Academicの奨学生試験で優秀な成績を収めた場合は、志望した学校の判断でCEが免除となる場合もあります。 

Kens Academicのコンサルタントの中には、自らの子どもを奨学生としてシニアボーディングスクールに送った経験者もおりますので、シニアスクールを目指すお子様ごとに寄り添ったきめ細やかな適切なアドバイスをさせて頂くことが可能です。 

皆様からのお問合せをお待ちしております。 

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北田 美香

記事執筆北田 美香

きただ みか

Kens Academic コンサルタント

在英歴15年。夫の海外転勤に伴い、息子とともに英国へ移住。息子をボーディングスクールに送り出した実体験に基づき、入学準備から現地生活の適応まで、保護者目線で実用的なアドバイスをお伝えしています。

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