2025.02.21
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イギリスのボーディングスクールの学費は高い?
イギリスのボーディングスクールの学費って高いんでしょう?セレブが通う学校でしょう?わが子がボーディングスクールに在籍してると言うと聞こえてくる第一声です。確かに日本から来た私たちにとってはびっくりするような高い学費です。日本の私学と比べるとその差は驚くばかりですがここは日本の私学の学費は忘れて何百年もの歴史をもつ唯一無二の学校であるボーディングスクールにかかる費用をみていきましょう。
ボーディングスクールの授業料など
・Prep School(8歳~13歳):年間35,000ポンド~
・Senior School(13歳~18歳):年間45,000ポンド~
授業料に含まれるものと支払い方法
授業料はTerm(学期)ごとに支払いします。この授業料には寮費と食費が含まれます。2025年1月より私立学校の学費にVAT(付加価値税)が導入されたこともあり学費が値上げされました。学費は学校や学年によって異なりますので希望される学校のウェブサイトで確認してください。たいていの場合Admissionのページを開いていただくとFeesと書かれているのでそこで確認して下さい。
授業料以外の費用
・EAL(追加英語指導)
・課外活動費
・時間割外のレッスン代(音楽、芸術、スポーツ等)
・制服代
留学生にかかる追加費用
・学生ビザ申請料
・NHS(国民保健サービス)
・ガーディアン費用
・ハーフタームなどの休暇中のホームステイ代
・一時帰国費用
ボーディングスクールの費用に見合うメリット
多様性を肌で感じる教育環境
近年、円安の影響もあり親の負担額が激増していますがこれだけの費用をかけてもボーディングスクールに通うメリットはたくさんあると思います。
多様性の時代と言われています。日本にいるだけでは味わえないような世界観や人生観を肌で感じる生活をボーディングスクールでは送ることができます。実際私も子ども達から国籍によって変わる価値観や文化など教えてもらい、たいへん学びが深くなりました。
24時間の共同生活から得られる経験
24時間学校で仲間達や先生達と一緒に過ごし、授業、スポーツ、食事をしてその中で楽しい事、苦しい事や悲しい事も皆で共有して過ごす数年間。こんな環境に入れるのはなかなかないし、そこで培われる忍耐力や思いやりの心、勉強以外のたくさんの事を学べるこんな環境が他にあるでしょうか?これはお金にかえられないすばらしい体験だと思います。
貴重な経験が人生を豊かにする
後で振り返ってもこの貴重な経験は人生の彩を豊かにするのは間違いありません。
多感な年齢の子ども時代を素晴らしい環境で学び暮らせるこの貴重な経験をぜひお子様にプレゼントするのはいかがでしょうか?